
VOICES
社員紹介
自動制御のシステムを開発。
上流から下流までトータルに関わる楽しさ。

技術本部 計装システム部 システム課 / 2012年入社
清澤 佑喜
KIYOSAWA YUUKI
大学院理工学部物理学研究科修了。研究テーマは宇宙物理学で、超新星に関して勉強をしてきた。最初は専門を生かした仕事を考えたが、時代的に社会環境やエコが話題になったことから、エネルギーや省エネ分野での仕事に興味を持った。研究室シミュレーションのプログラムを作っていたことが入社の決め手の一つ。
私が所属するシステム部では、主にビルシステムの自動化に関するプログラミングを構築しています。例えば、空調を「特定の温度にしたい」との要望があれば、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)と呼ばれる制御装置にプログラムを施して、目的通りに空調の各装置が稼働するようにコントロールしていきます。ちなみに私はPLC担当ですが、全体を中央監視するシステムを作るチームも存在しています。
これまでに様々な案件にかかわりましたが、思い出深いのは某大型工場の広大なフロアの空調を更新したとき。あの時は50~60台のPLCを導入したこともあり、試運転だけで3~4カ月の時間かかりました。切り替え時には私も現場に立ち会って不測の事態に備えていただけに印象にも強く残っています。
システム開発というと机上の仕事とのイメージを持たれがちですが、当社の場合、現場に出て作業することも多いですし、お客様との打ち合わせなどにも精力的に参加していきます。自分で企画から入って、プログラムを組み上げ、お客様に満足していただける。総合的な視点で仕事できる点がとても楽しいと感じています。
支えてくれる職人さんの信頼が、
施工管理者を前進させる力となる。

電気・設備本部 設備部 / 2013年入社
宮田 知弥
MIYATA TOMOYA
理工学部土木工学科卒。就活では専攻にこだわらず幅広く土木・建築・設備業界を見ていく。サンエツのアットホームな社風などに魅かれて入社を決めたという。高校まではサッカーに熱中。地元山梨県の県大会の決勝まで出場した。今は会社の仲間とフットサルを楽しんでおり、練習をするときには幹事役を務めている。
サンエツの施工管理職の多くは、空調や照明等の自動制御に関する「計装工事」に携わっています。一方、私たち設備課の専門は、計装の前段階に位置付けられる「設備工事」であり、新築や改修物件などにおける空調機器、トイレ等の水回り等の適切な配置に取り組んでいます。当社は大規模空間を得意としているだけに、据え付ける空調機がトラックほどの巨大サイズになることもしばしば。さらに配管やダクトの工事も手掛けますし、意匠などにも深くかかわるケースも多く、業務内容は多岐にわたっています。
施工管理者は現場での段取りを全般的に担う存在であって、自分が工事をするわけではありません。実作業をしてくれる職人さんがいてこそ、初めて仕事が成り立つだけに、かかわる多くの人たちから信頼される人間であろうと強く意識しています。誠心誠意の対応をした結果、計画通りに物事が進んだ時の達成感は非常に大きいです。
直近では都営大江戸線の複数の駅の機械室の空調を手掛けましたが、結果が目に見える身近な場面に貢献できるのもやりがいのひとつ。設備が盛り上がれば後工程の計装の案件も多く受注できるようになるだけに、これからも弛まぬ努力を重ねていきます。