学校の講堂や映画館、ホテルのロビー、ショッピングモール――いわゆる「大規模空間」と呼ばれる建築物では、温度や光をコントロールするために、通常の住宅では想像もできないような特殊な技術が用いられています。私どもサンエツでは大規模空間に特化した空調や照明、水回り等の衛生設備のエンジニアリング会社として、関東近郊を中心とする企業から大きな支持を集めています。

外気の変動等に合わせて空調などを自在に調節する「自動制御」における“計装”に関しては、業界に先んじた技術を有していると自負しています。自社でソフトウェア開発の専門チームを有していますので、自動制御に関する細かなニーズにもしっかりと対応可能です。また、設計から施工、試運転、メンテナンスまで、一気通貫して技術を提供できるのが当社の大きな強みとなっています。

今後、IoTやAIなどが大規模空間にも続々と導入され、細やかな温度管理、蓄積したビッグデータの活用などが進んでいくことでしょう。少子高齢化により人口が少なくなる中、自動化の役割はいっそう重要なものになるのも明らか。その中ではハードウェアもソフトウェアもすべてにわたって総合的な技術を有する当社の可能性は、大きく広がっていくはずです。

ミッションとして掲げるのは「生き生きと働ける環境の創造」。お客様もその先にいるエンドユーザーも、そして社員自身も生き生きといられるようにとの思いをここに込めています。ビジョンで「技術で評価される会社」も目指しているのを受け、2018年には独自の研修施設を開設。専任講師を配置するとともに、実機の制御盤などを設置するなどして、現場の実態に合わせた学びができるように支えています。採用では学部学科は一切不問としています。自社で優れたエンジニアを育成しながら、これからもさらなる成長を目指す所存です。